ホーム > 学術講演会

活動内容/学術講演会

日本歯科医学会 平成24年度学術講演会

メインテーマ
国民が求める歯科医療をめざして
           -これからの訪問歯科医療-』
基調講演
「訪問歯科診療の展開と課題」
  • 江面  晃(日本歯科大学新潟病院総合診療科教授)
  • 舘村  卓(大阪大学大学院歯学研究科高次脳口腔機能学講座准教授)
サブテーマ1
「必要な検査とその活用」
  • 小笠原 正(松本歯科大学障害者歯科学講座教授)
  • 戸原  玄(日本大学歯学部摂食機能療法学講座准教授)
サブテーマ2
「役立つ技術と器材」
  • 奥山 秀樹(佐久市立国保浅間総合病院歯科口腔外科医長)
  • 石田   瞭(東京歯科大学摂食・嚥下リハビリテーション・
            地域歯科診療支援科准教授)
シンポジウム
各々の講師を含めて

【企画意図】

 今日における医療は、昨年の東日本大震災を経て、さらに国民の医療ニーズをより的確に捉え、かつ直接的に反映していることが求められている。さて、周知のとおり我が国における人口分布は、世界に例をみない加速度をもって超高齢化への道を歩み続けており、訪問診療の充実は通院が叶わない患者のみならず、その家族にとっても切実な願いとなっている。また、災害時における避難所や仮設住宅への訪問診療は、単に口腔領域の保健にとどまらず、全身疾患の予防・改善に寄与する重要な役割を果たすことになる。  しかし、設備・器材・スタッフが整った診療室環境と制限ある訪問先の診療環境とでは、厳然とした条件較差が存在する。そこで治療に際しては、その目的や到達レベルを的確に見きわめ、国民の代表ともいえる眼前の患者が最も必要とする処置を行い、かつ精神的支えとなる医療人としての取り組みが大切となる。平成24年度の学術講演会では、これからの訪問歯科医療に焦点をあて、訪問診療の展開と課題について整理し、適切な治療に必要な検査とその活用法を理解し、あわせて制限ある環境下において役立つ技術と器材について知ることを目的に企画する。 超高齢化社会の中で、通院が叶わない高齢者・有病者に対しても歯科医療を通じて高いQOLを提供することの意義を認識し、共有するために、『国民が求める歯科医療をめざして―これからの訪問歯科医療―』をテーマに各演者からご講演いただく。


【講演主旨】

◆基調講演 「訪問歯科医療の展開と課題」

 我が国の総人口に占める65歳以上の割合が1970年に7%を超えて高齢化社会が到来し、わずか24年後の1994年には14%に到達する高齢社会を迎えるに至った。その後も超高齢社会が進展しており、それに伴う疾病構造および医療ニーズの変化が一段と顕著になっている。 近年、歯科医療が、単に口腔領域の保健にとどまらず全身的疾患の予防・改善に寄与することが科学的根拠をもって解明され、「生きる力を支える歯科医療」の概念が患者・国民に浸透しつつある中、通院が叶わない高齢者・有病者を対象とする訪問歯科診療を充実させることが喫緊の課題となっている。 基調講演では、厳しい診療環境下で行われている訪問歯科診療の現状と問題点に焦点を当て、解決に向けた対応策を提示することで近未来のあるべき姿を考察することを目標にご講演をいただく。

<キーワード>:

  1. 訪問歯科診療の現状と将来展望
  2. 訪問歯科診療に際しての準備・対応
  3. 地域ネットワ-ク
  4. 保険診療における留意点


◆サブテーマ1 「必要な検査とその活用」

条件の整った診療室環境から離れ、患者の居宅やナーシングホームで行われる訪問歯科診療の場では、高齢患者の自発的な摂食行動を保障するための検査を経て、これらに基づいたケアと治療が実行されている。また、災害時には多様な応急処置やそれまで通院していた患者への多様な応急処置や継続的治療が求められる。この様な患者に対し個々人の尊厳を保ち、しかも医療行為として効率よく実践するには、この分野で経験豊富なドクターおよびそのチームのフィロソフィー(哲学)とアート(技術)を学習するのが歯科医師には肝要であろう。 そこで、全身的・局所的な様々な検査結果を踏まえ、日常診療とは時として異なる訪問歯科診療における治療目標の設定を行っていく必要がある。  サブテーマ1では、これらの領域について熟知、実践されている演者に報告講演をいただき、一般医の情報として共有することを目標とする。

<キーワード>:

  1. 訪問先で可能な検査と得られる情報(摂食嚥下障害の検査を含む)
  2. 内科的疾患を持つ患者への治療時の注意点
  3. 訪問診療時の感染予防(患者・医療スタッフ)


◆サブテーマ2 「役立つ検査とその活用」

 訪問歯科診療の大きな部分を占めるのが口腔ケアであり、その価値は摂食嚥下という本来の摂食行動を保障する以外に生命維持に大きく関わり、重要であることは周知の事実である。さらに、限られた条件下であっても患者の摂食機能を保全するための歯科用治療器材の選択・運用は診療効率に大きく影響するため、適切な診療条件の事前設定や臨床テクニックを習得しておくことは大変有意義である。 そこで、器材および様々な面において制限が課せられる訪問歯科診療において、口腔ケアを中心とした技術とその使用器材について学習する。  サブテーマ2では、この分野の治療について経験豊富な講師に器材の最新情報をはじめ、効率的診療に有用なテクニックについて解説講演をいただき、明日からの診療に活用することを目標とする。

<キーワード>:

  1. 役立つ臨床テクニックとその習熟
  2. 器材の使い方と工夫
  3. 高齢者にやさしい補綴治療
  4. 義歯対応への留意点とその実際(調整、修理、新製)
  5. 口腔ケアの実際

注)講師は開催日の都合により一部変更となる場合があります。

開催会場:島根県歯科医師会館(島根県)
開催日時:平成24年7月29日(日)
基調講演:江面 晃
サブテーマ1:戸原 玄
サブテーマ2:奥山秀樹

開催会場:石川県歯科医師会館(石川県)
開催日時:平成24年8月5日(日)
基調講演:舘村 卓
サブテーマ1:小笠原 正
サブテーマ2:石田 瞭

開催会場:埼玉県歯科医師会館(埼玉県)
開催日時:平成24年8月26日(日)
基調講演:江面 晃
サブテーマ1:戸原 玄
サブテーマ2:奥山秀樹

開催会場:山形県歯科医師会館(山形県)
開催日時:平成24年9月9日(日)
基調講演:舘村 卓
サブテーマ1:小笠原 正
サブテーマ2:石田 瞭

このページの上部へ移動このページの上部へ

日本歯科医学会について

  • ご挨拶
  • 概要
  • 沿革
  • 組織図
  • 役員一覧
  • 評議員一覧
  • 入会について
  • 学会規則集

活動内容

  • 活動内容紹介
  • 評議員会
  • 理事会
  • 常任理事会
  • 学術講演会
  • 日本歯科医学会会長賞歴代受賞者
  • 調査研究活動
  • 出版物のご案内
  • リンク集

Guideline library

専門分科会一覧

認定分科会一覧

所在地