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1.日 時 2019年(平成31年)3月31日(日)13:00~17:00
2.会 場 歯科医師会館1階 大会議室
〒102-0073 東京都千代田区九段北4-1-20 「案内図」
3.主 催 日本歯科医学会
4.タイトル 日本歯科医学会重点研究委員会研修会
子どもと保護者を支える「口腔機能発達不全症」の管理
~哺乳・離乳や言語発達の支援について知ろう!~
5.目 的
日本歯科医学会の重点研究委員会では、子どもの食べることへの問題について取り組み、さまざまな研究成果について、国民はじめ多くの関係者に公表してまいりました。
その成果をもととして、平成30年度診療報酬改定において、小児の口腔機能管理が公的医療保険の対象となりました。新しい病名として「口腔機能発達不全症」が採用され、その症状がみられる小児には医療保険のもとでの治療が受けられる体制が導入されたのです。この間に、歯科医療従事者は「口腔機能発達不全症」に対応できる準備を整えてまいりましたが、その現状把握や、今後の展望について検証すべき時期にきています。
口腔機能発達不全症の診断基準においてその対象は、咀嚼機能が獲得されたであろう概ね3歳以上が該当しており、哺乳や離乳困難な乳幼児への支援は含まれておりません。しかし、保護者が悩んでいる食べることの問題の中には、哺乳や離乳への支援が少なからず含まれており、今後早い段階で、これらの問題にも対処できるようにしておく必要があります。また、口腔機能のもう一つの役割である、話す機能についても、適切な支援が必要ですが、歯科医療の範疇でなすべきことか、言語聴覚士などに依頼すべきことかについて、その判断基準が明確になっていないのが実情です。
新しく医療保険に導入された今、子どもの口腔機能発達への支援についてどのようなことが可能なのか、そして診断から治療という一連の医療対応について十分に理解する必要があります。
この研修会では、哺乳および離乳、そして話すことへの支援ができ、必要に応じて多職種とも連携できる歯科医師・歯科衛生士を養成することを目的としています。
6.プログラム
司会進行:日本歯科医学会理事 弘中 祥司
13:00 開会の辞
日本歯科医学会常任理事 木本 茂成
13:05 主催者挨拶
日本歯科医学会会長 住友 雅人
13:10 企画意図「口腔機能発達不全症の現状」
木本 茂成(日本歯科医学会常任理事、
神奈川歯科大学大学院口腔統合医療学講座小児歯科学分野)
13:30 講演「食事相談の現状」
田村 文誉(日本歯科医学会重点研究委員会委員長、
日本歯科大学口腔リハビリテーション
多摩クリニック科長)
14:00 パネルディスカッション「哺乳・離乳と言語発達支援」
コーディネーター:
弘中 祥司(日本歯科医学会理事、
昭和大学歯学部スペシャルニーズ口腔医学講座口腔衛生学部門)
パネリスト講演
演 者:
田沼 直之(東京都立府中療育センター 小児科)
根ヶ山光一(早稲田大学人間科学学術院人間環境科学科
心理・行動学系)
井上美津子(昭和大学歯学部小児成育歯科学講座
杉山 千尋(大阪大学歯学部附属病院
顎口腔機能治療部 言語聴覚士)
15:45 ― 休憩 ― (壇上設営)
15:55 パネルディスカッション
パネリスト:
田沼 直之(東京都立府中療育センター 小児科)
根ヶ山光一(早稲田大学人間科学学術院人間環境科学科
心理・行動学系)
井上 美津子(昭和大学歯学部小児成育歯科学講座)
杉山 千尋(大阪大学歯学部附属病院
顎口腔機能治療部 言語聴覚士)
田村 文誉(日本歯科医学会重点研究委員会委員長、
日本歯科大学口腔リハビリテーション
多摩クリニック科長)
木本 茂成(日本歯科医学会担当常任理事、
神奈川歯科大学大学院口腔統合医療学講座
小児歯科学分野)
16:45 意見交換、質疑応答
17:00 閉会の辞
日本歯科医学会理事 弘中 祥司
7.参 加 者
歯科医療関係者(参加人員300名予定)
8.参 加 費
無 料
9.参加登録方法
事前登録制
受付期間 2019年(平成31年)1月8日(火)~3月22日(金)
定員300名(定員に達しました)
参加申込書をEメールで日本歯科医学会事務局(jda-jads@jda.or.jp)に
送信してください。
受付確認メールに参加票をPDFデータで添付いたしますので、
印刷し当日持参してください。
<お問い合わせ>
〒102-0073 東京都千代田区九段北4-1-20(日本歯科医師会内)
日本歯科医師会 事業部 学術課・日本歯科医学会事務局
E-mail : jda-jads@jda.or.jp