ホーム > ご挨拶

日本歯科医学会について/ご挨拶

学会長ご挨拶 11・12月号

住友 雅人:写真画像

 会長に就任してから、早いもので6か月になろうとしています。あわただしい6か月ではありましたが、この間、各種委員会・協議会にも活発な動きがあり、諮問に対する答申を楽しみにしています。
 現在は平成26年度予算案作成の最終段階です。効率化を図るという言葉にはいろいろな意味がありますが、今回の予算案では削減を意味しています。全体的な削減ではなく、さまざまな情報収集やエビデンスのあるガイドラインや指針作成のための予算は厚くして、学会の役目をしっかり維持するつもりです。また分科会を通した会員への情報提供については、新しい手段を駆使し多面的に対応するための予算を計上しました。

1.学術講演会

 学会では、年間4回の学術講演会を都道府県歯科医師会にお願いして開催しています。
 この講演会は、私には、会長が一座を組んで各地で興行をするイメージが強いのですが、この感覚は若い世代には理解しがたいかもしれません。今は通信・交通などが発達したので情報は簡単に得られますが、私が若い頃に体験したさまざまな興行は、多くの夢を持つ機会でもありました。学術講演委員会の企画には、講演テーマ・内容はもちろん、講演者の選定にも苦心の跡が見えます。会長としての役目は、この素晴らしい一座を、講演を楽しみにしてくださっている方々の元に運び、気合の入った出し物をお届けすることです。
 11月10日は、愛媛県松山市で開催しました。熱心な受講者をみていると、国家資格である歯科医師としての生涯学習は当たり前とはいえ、それに真摯取り組む姿には頭が下がります。会長のもうひとつの役目として、この生涯学習の姿を、国民に伝える責任があります。

2.富山県歯科医師会100周年記念行事

 12月1日には富山県歯科医師会の100周年記念式典ならびに祝賀会に出席をしました。私の出身校の先輩たちも、この地の歯科医師会立ち上げに尽力されたというお話を伺いました。大学の創立が1907年ですから、先人たちは若くして組織の必要性、発展性を考え、実行されたことにあらためて敬意を表します。祝賀会は越中おわら節の唄と踊りで始りました。このおわら節では唄い手が大汗を流し、踊り手があまり汗をかかないということに気づきましたので、隣り席の地元の方にそのことを投げかけてみました。長い歌詞を一息で唄い上げるから体力を使うとのお返事でした。私のふるさとの阿波踊りでは踊り手がびっしょり汗をかきますので意外でしたが、呼び名を見て納得できました。おわら節は「節」であり、阿波踊りは「踊り」ですので、重点が違っていました。この解釈には自信はありません。

それではみなさん、よい新年をお迎え下さい。

2013年12月20日

【バックナンバー】

2013年9月30日

2013年7月1日

このページの上部へ移動このページの上部へ

日本歯科医学会について

  • ご挨拶
  • 概要
  • 沿革
  • 組織図
  • 役員一覧
  • 評議員一覧
  • 入会について
  • 学会規則集

活動内容

  • 活動内容紹介
  • 評議員会
  • 理事会
  • 常任理事会
  • 学術講演会
  • 日本歯科医学会会長賞歴代受賞者
  • 調査研究活動
  • 出版物のご案内
  • リンク集

What's new

Guideline library

専門分科会一覧

認定分科会一覧

所在地