日本歯科医学会

学会長ご挨拶　令和3年7月号

「5期目の日本歯科医学会会長として」

　このたびは　日本歯科医学会会長として引き続き2年間の舵取りをさせていただくこととなりました。しかしながら社会情勢を鑑みますと、これまでの手法をさらに進める変革は必定であります。私の役目はこれまで取り組んできた事業を整理し、いわゆる社会実装が望める環境を作ることとAIを駆使した次世代のアイディア創生の場を提供することと考えております。
　このように大きな変革が求められている時代に立ち会えているのはある意味幸せなことでございます。これまで私の人生に幾度となく訪れた変革の時をいつも開き直りの気持ちで正面から向き合ってまいりました。人生100年時代、三つ子の魂はさらに21年も残っていますが、このスタイルを踏襲していくしかないと覚悟しています。
　これからは新しい感性の方々とも力を合わせ、その活動を見守り、「ゆるキャラ」ならぬ「ゆる舵」で進めていこうと心しております。
　みなさま方におかれましては、引き続き日本歯科医学会の進展にご協力、ご支援を賜りますようお願い申し上げ、会長就任の挨拶とさせていただきます。