日本歯科医学会 会長
住友 雅人
令和5年6月16日の日本歯科医師会の新執行部の第1回理事会で、私、住友が今期の日本歯科医学会会長として承認されました。日本歯科医師会会長高橋英登先生から学会会長の委嘱状をいただき、7月1日から6期目の日本歯科医学会の事業活動を始めてまいります。
日本歯科医学会は日本歯科医師会の内部組織の位置付けにあります。そこで、その役割は日本歯科医師会活動に資することが求められます。ただし、これまでの学会活動の実績から独自性も許されています。具体的には日本歯科医師会が活性化するための効果的な支援策を提供するということです。特に学術的根拠の提供は重要です。その成果が国民の健康寿命延伸に貢献するのです。
2016年に法人格を有する日本歯科医学会連合が設立されて、事業の仕分けが進んできました。学会が何をすればよいかがクリアになっているとも言えます。
そこで、事業内容を整理しました。特に臨時委員会は、当たり前のことですが、必要に応じて設置し、目的が達せられれば解散になります。定例業務以外の臨時委員会は今期の執行部の強い意向を示しています。
連続6期目の会長として、みなさま方の活動が歯科界活性化につながるような場を設けて参ります。2年後の成果を喜びという形で共有しましょう。
以上を会長就任の挨拶といたします。
令和5年7月1日
住友 雅人